鎌倉新書、24年1月期第2四半期決算は売上約28億で前年比20%増へ

鎌倉新書の2024年1月期第2四半期の決算資料の表紙 決算

鎌倉新書<6184>は、9月14日に2024年1月期第2四半期(23年2月1日〜23年7月31日)の決算を発表し、売上高27億9000万円(前期比+20.0%)、営業利益3億2400万円(同+4.3%)、経常利益3億2300万円(同+2.5%)、四半期純利益2億100万円(同+7.6%)でした。

ここからは鎌倉新書の24年1月期第2四半期の決算内容を解説していきます。

鎌倉新書の事業内容(24年1月期第2四半期)

株式会社鎌倉新書は、お墓・仏壇・葬儀に関する3事業を中心に葬儀関連の事業を行っています。また、主に3事業のお客様に対するクロスセル(決算書内ではクロスユース)を行っています。

24年1月期第2四半期の業績は、売上高は2,790,610千円(前年同四半期比20.0%増)、営業利益324,572千円(前年同四半期比4.3%増)、経常利益323,050千円(前年同四半期比2.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は201,704千円(前年同四半期比7.6%増))となっています。

株式会社鎌倉新書の24年1月期第2四半期の決算ハイライトの写真

鎌倉新書の決算分析(24年1月期第2四半期)

次に、株式会社鎌倉新書の財務状況、業績予想、リスク要因、戦略的な視点からの分析を行います。

財務状況

「株式会社鎌倉新書」の24年1月期第2四半期の財務状況については、以下のようにまとめられます。

  • 流動資産: 3,233,943千円
  • 固定資産: 789,698千円
  • 流動負債: 722,325千円
  • 固定負債: 78,476千円
  • 純資産: 3,222,840千円
  • 自己資本比率: 80.0%

会社の財務状況は健全で、自己資本比率が80.0%と高く、資本基盤がしっかりしています。

株式会社鎌倉新書の24年1月期第2四半期の賃借対照表の図

業績予想と今後の戦略

「株式会社鎌倉新書」の業績予想と今後の戦略については、以下のようにまとめられます。

  • 2024年1月期売上高予想は、前回の四半期決算時と変わらずで6,510百万円(前年比30.1%増)。営業利益予想は860百万円(前年比25.3%増)。経常利益予想は855百万円(前年比25.2%増)。当期純利益予想は580百万円(前年比27.9%増)です。
  • アセットマネジメント事業(相続に特化したサービス)の売上が葬儀事業の規模までに成長しており、今後も成長が見込まれそうです。元々は葬儀を紹介した葬儀社にクロスセルとして提案してもらっていたようですが、得意のSEOの領域に持っていきつつ、さらなる売上増を見込めそうです。

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※当記事は特定の会社への投資の監修や売買の推奨などを目的としたものではありませんので、最終的な投資決定はお客様ご自身の判断で行って下さい

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